米Googleは3月14日(米国時間)、「円周率の日」に合わせ、
同社のクラウドコンピューティングサービス「Google Cloud」を
用いて円周率を小数点以下約31兆4000億桁まで計算した
ことを発表した
2016年に記録されたこれまでの世界記録、
約22兆4000億桁を9兆桁更新し、新たにギネス世界記録
に登録された

計算には、Google Cloud上の96個のvCPU(仮想CPU)と
1.4テラバイトメモリを用意してクラスタを構築
計算結果の書き込みには1ノード10テラバイトのインスタンスを
24個用意し、最大170テラバイトまで利用した

計算は2018年9月22日から始め、19年1月21日に終了
約111日間計算を続け、ディスクの読み込み、書き込み量の
合計はそれぞれ9ペタバイト(9000テラバイト)、
7.95ペタバイトに及んだ

111日間の計算の結果、小数点以下
31兆4159億2653万5897桁まで円周率を計算したという
円周率の最初の14桁である「3.1415926535897」に合わせた