ここ最近問題になっているあおり運転による事故
暴力事件など、やられた被害者にとって何をしてでもやり返せという心情があるのは解ります
裁判員に選ばれるか否かは運次第ですが、万が一裁判員に選ばれた時にどういう裁きにすれば良いのかの聖書的基準として、やられたら何をしてでも報復しろというのは倫理的に誤ってるので注意が必要です
聖書的には顔面5発殴られれば、報復は金銭示談か顔面5発殴られる刑であるべきです
【目には目を歯には歯を】
という有名な言葉があります
旧約聖書やイスラームのハンムラビ法典にも描かれてます
これは、やられたら何をしてでも報復しろという意味ではなく報復はやられた分にまで留めておけという戒めです
目をやられたら報復は目だけに留めておかないといけません
歯をやられたら報復は歯だけです
悪口や罵られたら報復は口だけで、決して手を出してはいけません
幼稚園や小中学生の子供がいれば子供の頃から自宅や教会学校で報復はやられた分までという聖書的倫理教育や道徳教育をしておきましょう
聖書に手をおいて宣誓するアメリカ合衆国の歴代大統領やイスラエルは決して自ら先制攻撃しません
大規模なテロや敵国からの攻撃が無いと平和を築く戦争はしないのです
北朝鮮がどれだけ罵詈雑言を出そうが、トランプ大統領の報復はTwitterだけで戦争にはなりません

しかし、殺傷事故があれば、いのちにはいのちを与えなければならない。
目には目。歯には歯。手には手。足には足。やけどにはやけど。傷には傷。打ち傷には打ち傷。
出エジプト記21章23節〜25節