楽譜を長時間眺めて丸覚えしてしまう人はいるぞ
音を聴いたら特有の色や風景が浮かぶ共感覚の持ち主もピアニストにいる

なぜ進行を心地よいと思うか
この疑問は言い換えればうねりの多い和音から調和の取れた和音に移行するとひとは
開放感とか快感を得るという理屈によって積み重ねられてきたもの
音階は倍音列から導き出したもので
その音階を三度ずつ積み重ねたものが和音
不安定な響きはドミナントといって音階の四度と七度の音が入る
これをトライトーンといって増四度の響きのこと
例えばキーがCならG7のソ シ レ ファ の内に含まれるシとファのインターバルのこと
これはキーがCだとシがトニックのルート音ドの音、ファの音が長三度のミの音に解決することによって
安心感や快感を得られる
サブドミナントもファの音が含まれるから不安定でトニックにもドミナントにも進行する
トニックはトニックの代理コード、サブドミナント、ドミナント全てに進行できる
ドミナントが必ず(絶対ではなく例外もある)トニックに進行する
和声音楽はこの理屈に基づいて作曲されている

だがなぜうねりの多いドミナントは不安に感じトニックに進行したがる(安定した響きを聴きたくなる)のだろうか・・・

ダーウィン的?に解釈するとうねりの多いおとは自然界でも危険な可能性が高く
生存に有利だったためそういう生き物(人間)が生存競争で生き残ったから
だけど本当のところはわからない