そう、外務省のラスプーチンって言われた人。

『国家の謀略』より引用

第2は、文章を暗記することだ。まずは好きな小説、例えば芥川龍之介の『蜘蛛の糸』や
『藪の中』のような短編小説から始める。
(中略)
句点、読点まで記憶することだ。
最初はなかなか覚えられないが、2週間もすれば文庫本20〜30項の文章は暗記できるようになる。
ちなみにこの暗記の訓練には一日30分以上の時間をかけないことだ。
筆者の経験では10〜15分の訓練時間が理想的だ。
これは眼から入る記憶の訓練であるが、同時に音声(CD朗読が教材として適切)を聞いて
記憶を定着する訓練も有効だ。

理解については考えずにとにかく暗記することだ。この訓練が完成すれば
あとは夏目漱石の『こころ』や『それから』のような中編小説の暗記を試みる。
そうすれば事情聴取や新聞記事も自ずと記憶に定着するようになる
(引用終わり)