日EU首脳、EPAに署名=自由貿易推進で「世界リード」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180717-00000097-jij-pol

 安倍晋三首相は17日午後、欧州連合(EU)のトゥスク大統領、ユンケル欧州委員長と首相官邸で会談し、日EUの経済連携協定(EPA)に署名した。

 首相は会談で「歴史的な成果だ。世界で保護主義の動きが広まる中、日本とEUが自由貿易の旗手として世界をリードしていきたい」と強調した。
2019年の発効を目指す。

 日EUのEPAにより世界の国内総生産(GDP)の約3割、世界貿易の約4割を占める世界最大級の先進経済圏が誕生する。
米国による鉄鋼・アルミニウム輸入制限と、それに対する報復措置が世界的に広がる中、日本とEUはルールに基づく自由貿易の重要性を域内外に示したい考えだ。