今回の放水については立場によって言い分はあるだろう
しかし、国交省側が自治体に放水の通知をしたのみで住民に伝わったことを確認せず、
すなわち一方的な通知で放水を開始したことは悔やまれるミスだった

愛媛・肱川ダムの放水増で検証委設置 国交相表明、近く初会合
https://www.sankei.com/smp/politics/news/180716/plt1807160011-s1.html

石井啓一国土交通相は16日、西日本豪雨で氾濫した愛媛県・肱川(ひじかわ)にある
2つのダムの放水量を増やした操作に関し、有識者委員会を設けて是非を検証すると
表明した。近く初会合を開く。視察先の同県大洲市(おおずし)で、記者団に対し「改善
すべき点があれば速やかに改善し、住民にも情報公開する」と述べた。

肱川流域の大洲、西予(せいよ)両市では氾濫による住宅浸水などで犠牲者が出た。
ダムを管理する国交省四国地方整備局は2つのうち、鹿野川(かのがわ)ダムで安全と
される基準の6倍に当たる量を放水。被害拡大を招いたとの指摘が住民から出ている。

石井氏は「規則に従い適切に操作したが、経験のない異常豪雨であったことを踏まえ、
住民周知の在り方や効果的なダムの操作方法について検証する」と強調した。