読売新聞 2021/10/27 00:10

 競輪の車券を常習的に買っていたとして、和歌山県が和歌山競輪場(和歌山市)の管理責任者だった男性職員2人を訓告にしていたことがわかった。競輪関係業務に従事する公務員の車券購入は自転車競技法で禁じられており、県は不適切な行為と判断した。6日付。

和歌山県庁
 読売新聞が県への情報公開請求で入手した文書などによると、2人は県公営競技事務所の元、前事務所長。元事務所長は在職中の2015年4月〜20年2月、出張先の競輪場で約800レース、前事務所長は19年4月〜20年9月、出張先の競輪場やインターネット投票で約1000レースを購入した。県によると、2人とも地元のレースは買わず、八百長行為もなかったという。

 別府競輪場(大分県)を19年に視察した複数の自治体の競輪関係者による車券購入が昨夏に問題になり、県が視察に参加していた県職員1人を調査したのを機に判明した。2人は「売り上げに貢献するため」「他の自治体の職員も買っているから」などと説明し、反省しているという。

 公務員倫理に詳しい近畿大の中谷常二教授は「競技の公正性に疑念を抱かせる行為で、組織文化を是正すべきだ」と話した
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211026-OYT1T50200/

「他の自治体の職員も買っているから」wwwwww