新人のステップアップを段階的に見ていくと、ほとんどの場合でチャレンジの時の上がりタイムよりもA級、そしてS級に上がるにつれ逃げても捲っても上がりタイムが遅くなってくる

これはなぜか?答えは簡単。赤板過ぎからのレースの流れが上のランクにいけばいくほど早くなるから
特に今は大ギヤ化によってよりその傾向が顕著になっているね
400mバンクの記念の準決以上や特別では赤板周回タイムが25〜27秒台なんてのはザラで、皆早くから脚を消耗した上で残り一周からゴールまでのレースを行っている

吉岡時代前後から2000年代くらいまでの赤板周回タイムは30秒前後かそれ以下が大半だった
残り一周に到達した時点でまだまだ足が残っているから上がりタイムも出やすかったわけね

昔のバンクレコードがギヤ3.57が大半だったにもかかわらず残っているor最近まで残っていたというのは、それが最大の理由

昔の特別と今の特別の赤板周回タイムをYouTube等で見ながらそれぞれ計測してみるといい
明確な差があるからね

太田竜馬が玉野で10.5のバンレコ捲りを繰り出せたのもチャレンジレースの流れの遅さが要因
そして今10秒台すらまず出せないってのは上記の理由によるわけ

以上長々と持論展開失礼致しました!