関係者の鋭いコメント


静岡県の伊豆ベロドロームで「第87回全日本自転車競技選手権大会トラック・レース」が8、9日の2日間にわたり開催

ナショナルチームを支えている佐々木龍也さん(57期=引退、
今は多角的に自転車競技界を支えている山岸正教さん(81期=引退)京都。

競輪界と自転車界の両方の未来を深く考えている。

この大会でいえば、共通される思いがあったようだ。

「ガールズケイリンの選手がいないんです」。

小林優香(24)はケガをしているので仕方ないが、短距離は太田りゆ(24)だけの出場。
中距離は鈴木奈央(21)だけだった。

「ガールズケイリンができた意味を考えれば、こうした場に多くのガールズ選手がいなくてはいけないんです」

すでにガールズ7期がデビューした今、「競輪化」に傾いているガールズケイリンの現状と、
どこを目指すべきなのか、は見つめ直されるべきだろう。

ただ、世界への道、としてのガールズケイリンのあり方の確立は問答無用で求められているもの。

今足りない分を埋めていく作業は、丁寧になされないといけない

月末から始まる福井国体には児玉碧衣(23)がケイリン3連覇をかけて、出場する。

近年、国体には児玉のように単発でガールズ選手が複数出場しているものの、

なかなか競技でも、にはつながっていない。

ガールズケイリンの生まれた意義に立ち返って、今だけでなく、長い先を見据える必要がある。

https://www.tokyo-sports.co.jp/blogwriter-maedaakita/16297/