>>18
自分の父親がまさにそうだった。

同時期に越してきた近隣の人達がみな住宅を建替えているのに
うちの実家だけはボロいままで隙間風がピューピュー。
たまに実家を訪れてみると日が暮れているのに電気も点けず
寒冷地にも拘らず暖房をケチって防寒服を着て居間に居る有様。
終いには暖房費が安く済むからと石炭ストーブに替えたのには呆れた。この時代に!

母親に「そんなに金がないのか」と訊いたこともあるが、
金のことに触れたら怒り出すので聞くに聞けないという。(金は全て親父が管理していた)
当然外食も殆んどせず、外泊する用事があっても宿は取らず専ら車中泊。(地方だから車は必須)

そんな父親が亡くなってみたらかなりの金を貯め込んでいて母親共々ぴっくり。
四十九日が終わったら速攻実家を取り壊して住宅を新築し早期退職して今に至る。