走り出しのなめらかさ。試乗車のエンジンは、ノーマルでターボはついていないけれど、マイルドハイブリッドで加速するときにモーターがアシストしてくれる。
これがスムーズ! 発進のときも、高速道路でぐっと一気に加速したいときも、過不足なくきちんと速度を上げてくれる。

特に、高速でのパワフルさは絶妙で、そりゃ、確かに3気筒エンジンの音はちょっと高くなるけれど、十分な加速感あり。それに、一定速度に乗ってしまえばエンジン音も落ち着くし、あらこれならターボいらないじゃん? という気分である。

後ろのシートをアレンジして遊びのギアを詰め込んで、あちこちに遠出して、というストーリーがはっきりと見えてくる。いやだなあ。ほんとにもう日本は軽自動車だけあればいいよね? って気分になってしまうよね。