開発者の狙いは、
F1のおもちゃだったのかと

子供用の電池で動くベンツとか、
軽のデコトラとか、そんな感じ

動くプラモデルって言ってもいい
実際に安っぽさ、貧乏臭さが半端ない

ラグジュアリカーなんかじゃ全然なくて、
その模型、なんちゃって版といえばわかるかな

本物のスポーツカーを買えないけどそれに憧れる、
そういった層を狙ってるんで、価格も抑えてある

最初から、『見掛け倒し』そのものを作ろうとしてるんで
この、見掛けすら気に入らないと何も残らない
ちゃちだ、安っぽいというのも、実際に安いんだから仕方ない

というか、普通は普通の車との比較だが、
原付きより、雨風防げるとか、子供用の車よりは
大人が乗り込めて公道走れる、
スポーツカーとしては廉価だが軽トラより高くてゴージャス
あたりに比較の対象をうんと引き下げることで納得するしか無い

走ってて、痛いやつって思われている視線を
自分に注目集まってると誤解できるぐらいに
幼稚な知性がないとちょっと乗りこなせない

田舎のバイパスを60キロで飛ばしてパチンコ屋に独りで通う、
とか、往復8キロの田舎の事務所に通勤に独りで乗る、
という用途ぐらいしか思いつかない

プラタナスの並木道を、外の陽光を浴びながら、仲良く二人で
ハンパーバスケット持ってピクニックに行く、というオープンスポーツの本来の
世界とは全く無縁の、全然別物
そもそも開発者は、ハンパーウィッカーとか知らないだろうし