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ハッチバックとは

ボンネット付きの車種のうち、全長が短い、
あるいは車高が低いなどの理由でトランクや
車室の容積が小さくなりがちな車種において、
大きい荷物や長物の積み下ろしを楽にし、
自動車の利便性(ユーティリティー)を少しでも
高めるための手段として、跳ね上げ式、または
横開き式の「バックドア」(背面ドア)を設けた
車種である。

ヒンジがほぼ垂直である通常用の乗降ドア
(フロントドア・リアドア)に対し、跳ね上げ式
では水平、横開き式でも寝かされた角度となる
ことから、これを船などの「ハッチ」に見立てた
ことに由来する。

ハッチバックの分類

狭義では「バックドア」を持つ大衆車で、
日本では、機械式駐車場に駐車可能な高さである1,550mm未満の2ボックス型乗用車のことを指す。

広義ではファストバック・3ボックス・
2.5ボックスにおいてバックドアを持つ乗用車
も含まれる。なお、日本では全高が1,550mmを
超えるものをトールワゴンと呼んでいる。