>>129
柳成竜 『懲ヒ録』
・わが軍は、賊がまだ山の下にいると思っていたのに、
突然一発の砲声が響き、 四方面から大声で呼ばわりながらとび出してくるのがみな賊兵であったので、
仰天して総崩れとなった。将士たちは、賊のいない処に向けて奔走したところ、
ことごとく泥沢の中に落ち込んでしまった。賊が追いついて、
まるで草を刈るように斬り倒し、死者は数しれなかった。

・倭兵は、城外にあって二重、三重にとり囲み、
それぞれ要路を守り、長刀を奮って、やたらと切りつけた。
明国軍は、首を垂れて刃を受けるのみであった。
たまたま月が明るく、脱出できた者は何人もいなかった。
・このとき(李如松)提督が率いていたのは、
みな北方の騎兵で、火器を持たず、ただ切れ味の鈍い短剣を持っているだけであった。
一方、賊(日本)は、歩兵であって、その刀剣は、
みな三、四尺の、切れ味無比のものであったから、
これと衝突激闘しても、長刀を左右に振り回して切りつけられ、
人も馬もみな倒れ、敢えてその鋒先に立ち向かう者もいなかった。


日本刀という貧弱武器に草を刈る様に薙ぎ倒された明は雑魚中の雑魚ということですね。