宇都宮市の障害者支援施設で、知的障害のある男性が大けがをした事件で、逮捕された職員の女らが、男性が搬送される前日に
代わる代わる暴行を加えていたことが分かりました。
この事件は、宇都宮市の障害者支援施設「ビ・ブライト」の職員・松本亜希子容疑者(25)ら2人が今年4月、入所していた知的障害のある男性(28)に
足で蹴るなどの暴行を加え重傷を負わせたとして逮捕されたものです。
その後の警察への取材で、2人は男性が搬送される前日に、代わる代わる暴行を加えていたことが分かりました。男性は腰の骨が折れていたほか、
内臓から1リットル以上の出血があったということです。
松本容疑者は関東の高校が参加する柔道大会で優勝経験があったといいます。
「利用者さんがパニックになったときは基本的には男性職員が対応するんですけど、そういうときにも(松本容疑者に)一緒に入ってもらって状態を
収めることもやっていました」(障害者支援施設「ビ・ブライト」 保坂隆太施設長)
施設を運営する法人の理事長は、「逮捕者が出たことについては深くお詫び申し上げます」などとコメントしています。

障害者施設傷害事件、2人で代わる代わる暴行 女は柔道大会優勝も
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170913/Tbs_news_105220.html