0144名無しさん@お腹いっぱい。
2008/07/16(水) 04:28:00ID:9YWNTIZ2ついでに新陰流の「殺人刀」では
(現代語に要約すると)
人に一太刀浴びせるのは容易い。人に斬られぬことは難しい。
相手は斬ろうと思って打ち付けてくるが、身に当たらぬ間合いを熟知して
驚かずに、あえて敵に打たせる。
とある。
そしてこう続く。
『敵は当たると思ふて打てども、つもり(間合い)あれば当たらぬなり。
当たらぬ太刀は、死に太刀なり。
そこをこちから越して打って勝つなり。
敵のする先は外れて、我かえって先の太刀を敵へ入るなり。
一太刀打ってからは、はや手をあげさせぬなり』
つまり敵の「先」の一撃をかわすことで、逆にこちらがファーストストライクをものに
することができると教えているわけ。
「斬られずして、斬る」というのが「剣の理合い」というのは常識だと思うぞw