>>500
槍の千段巻きは通常竹で作り、その上に麻紐を丁寧に巻く。
そして金物の輪をつけ漆を塗って防水。柄の断面は真円。
手持ちのは江戸時代の物だからそれ以前の物のことは知らないけど。

薙刀の千段巻きは木製で柄と一体。オレの持ってるのはその上に
鮫革を全面に貼って補強してある。金物の輪をはめてさらに強化する。
金物も槍に較べて大型。柄はトンカチのように楕円。

構造上ガチガチに頑丈に作ろうとしているのは薙刀。槍は弾力を
持たせるようにして作ってると思うよ。

どっちにもあるのは血が手元に来ないようにするカブラ巻。