当時から今現在においても言えることだが、和田が推奨する参考書には、
とにかく1冊をやり切るという発想の仕方がない。
最後までやり切れる参考書の冊数を多くこなそうという発想が、どの科目においても本来正しい勉強の仕方だが、これがないんだよねー。
私は、基礎解析・代数幾何の世代の者で、当時は今ほど質のいい参考書は出回っていなかったが、この発想の仕方に合った参考書はそれなりにあったと思われる。