止めようとした人はいなかった。
というのは、受験技術方法論に関する本は和田が書いた本しかなく、90年代に入って間もない頃に福井が書いた本が出てきたが、推奨参考書こそ和田とは多少異なるところはあったが、
勉強の仕方に対する基本コンセプトは和田とほとんど同じで、私の周囲の人たちも妙に納得していた。
今思うと、灘(や開成高校)のカリキュラムについていける人の言うことをまともに信じたのが根本的に間違えていた!