この間偶然手に入れた『合格への要領 参考書の生かし方』(ごま書房)という和田の本には
数学の項目のチャートの使い方の説明(102ページ)で
「ここで注意すべきことは、解答をすぐ見るのはいいが、かならずその解答を理解してから暗記するということだ。
理解もできずに暗記にとりかかって、本人は暗記したつもりになっていても、
記憶には定着しない。」という記述がある

この本の初版第1刷発行が1992年2月28日と奥付に書いてあるから
少なくとも1992年には、既に和田の主張が「丸暗記」から
「理解して暗記」に移行していた可能性があるね