A多数感染の場合、試験延期の可能性も

 同志社大(京都市)は2月4日に試験が始まり、
感染者のための追試は行わない方針。
ただ、多数の受験者が感染した場合などは
自然災害と同様に「試験を延期する可能性はある」としている。
立命館大(同)も追試験は予定せず、担当者は
「2月下旬まで出願可能な試験が3月にあり、
多くの機会を設けている」と説明する。
 文科省は1月30日、全国の大学に通知を出し、
受験生が感染で欠席した場合は追試験の他、
大学入試センター試験の結果による合否判定など
進学の機会をできるだけ確保するよう柔軟な対応を求めた。
 近畿大(東大阪市)では2月11〜14日の一般入試について、
新型肺炎の診断書の提出など手続きをすれば、
別日程の試験を受験できる振り替え措置を実施する。