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大学入試の新たな共通テストで活用予定だった英語の民間試験について、
萩生田文部科学相は１日、来年度からの実施を見送ることを明らかにした。
萩生田文科相「令和２年度の大学入試における民間英語試験活用のため、
大学入学英語成績提供システムの導入を見送ることをお伝えします。」
萩生田文科相は会見で、大学入学共通テストでの英語の民間試験の活用について、
受験生の不安を解消するのは難しいとして、
予定していた来年度からの実施を見送ることを明らかにした。
「書く」「話す」といった英語の４技能の評価については、
2024年度の導入を目指し、今後１年をめどに抜本的な見直しを行うという。
大学入学共通テストでは、英検など７種類の民間試験が活用される予定だったが、
受験生の経済状況や住んでいる地域による受験機会の格差が指摘されていた。
また、この問題をめぐり萩生田文科相が先週、テレビ番組で
「身の丈にあわせて」などと発言して謝罪・撤回していた。
（出所：日テレNews24 2019年11月1日10：15 英語民間試験　来年度実施見送り〜文科相）