皇居・乾通りの春の一般公開が30日、始まった。
天皇陛下の傘寿(80歳)を記念して2014年から行われ、
今回が平成最後となる。
開門時から大勢の人が皇居を訪れ、
見頃を迎えた桜を楽しんだ。
 乾通りは坂下門から宮内庁庁舎前を通り、
乾門に抜ける約750メートルの並木道で、
31品種103本の桜が楽しめる。
一般公開は桜と紅葉の季節に実施。
入場者から好評のため、
宮内庁は新元号になっても続ける方向で検討する。
 皇居では、約1カ月後に退位を控えた
天皇陛下と皇后さまへの感謝の声が相次いだ。
福岡県筑紫野市の松本京子さん(64)は
娘と一緒に訪問。
「初めて来て感動している。両陛下には、国民のために十分お務めをしていただき、お疲れさまでしたと伝えたい」
と話した。
 一般公開は4月7日まで。
午前9時〜午後3時半に坂下門から入場できる。
問い合わせは宮内庁のテレホンサービス03(3211)1475まで。 
(出所:平成最後の桜楽しむ=乾通りの公開始まる−皇居 時事通信社 2019/03/30 10:10 )