新元号の発表を2日後に控え、
カレンダーやはんこ製造会社では準備に追われている。
 東京のはんこ製造販売会社「吉報堂」(東京都豊島区)では
新元号の発表後、書類に記された平成の文字を二重線で訂正し、
「新元号」を押すゴム印を製造するが、
すでに企業や学校などから約600個の注文があった。
約1万個の見積もり依頼も来ており、
「対応で手いっぱい」(同社)という。
 カレンダーの企画・制作を手がける「トライエックス」(埼玉県八潮市)は、
改元する5月以降の部分に新元号を入れたカレンダーを
約2万部作製し、販売する。
新元号の発表後すぐに出せるよう製作期間も大幅に短縮。
同社は「平成のままでは、メーカーとして悔いが残る」と話していた。
(出所:「平成のままでは悔い残る」新元号ビジネス佳境 読売新聞 2019/03/29 18:55 )