基本的に内容一致問題や正誤は
1.scanning(問いにおけるキーワードを文中から探す)
2.phrasing(さくっとコンテキストの周りを読み大意をつかむ)
で答えを出していくのが受験生にとって容易に早く解ける方法なんだが

グノーブルは直読直解でmetaphrasing(翻訳して精密に読む)ですべての問題を処理してるからな。しかも語源にうるさいのは有名。
確かにこれは翻訳家のお勉強ならまだしも、受験英語においてはお粗末だ。
一語一語精密にとらえてゆくのは、時間がある高1高2ならまだしも、受験生は時間がないのだから、文章全体の論旨を混乱させるだけ。知らなくてもよい省くべき情報(単語の語源とか)に時間を割くのはたしかに無駄だと思う。

いわば賢い忍者が敵をふすまに移る人影から察知して1つの手裏剣で仕留めるのに対して、「直読直解」忍者はふすまに向かってすべての手持ちの手裏剣を投げ、結局仕留められず終わるようなものだ。
グノーブルには行かないほうがいいと思う。特に大学受験では。