さて、和田は相応に成功して住まいは成城学園。
長女は女子学院、次女は桜蔭からそれなり。
長男も東大理2現役合格という記述がWEBからは拾えるが、
なかでも長女(89-0522/海午)が、和田の生き方だかに反発して、
抗議のため東大受験にわざと不合格して、
慶應義塾大学法学部を卒業後に東大法科大学院に進学したという。
和田の好調期に誕生したとは言え、
生まれは和田の主導DNAとはいえ害年。
DNA「調」は若い女性だし、反発は織り込み済みだが、
「禄」主導の感謝が大切なのだし、
二代目運の申酉天冲殺のうえ、
共通干支があるのだから、改善は出来たはず。
しかし(長女の)最も大切な受験時期に、
和田は映画制作にかまけていたのだから、
夢の中とはいえ、痛恨だろう。
ちなみに、長女は和田の総エネルギー168点に比して、
倍以上の331点の存在感なので、和田が恐れをなしたのだろうが、
長女の木性ゼロ(DNA鳳/調なし)は、
自己表現苦手も遊興なし(または無限大)で口べたで、
親にさえ真意を伝えづらかったのだろうし、
火性過多の引力本能抜群は運を引き寄せる能力とも言える。
また、土性過多の自尊心尊大かもしれぬが、
DNA「牽」×3の権威であり、民間より国家的な風合いが似合い、
どう考えても私学より東大がピッタリなのに、
道を大きく間違えてしまったのは、
実は本人にも、後々響いてくるはずである。
また金性50点はともかく、自身の水性は僅か5点の小者。
これは周囲の期待があまりにも大きすぎて、本人がなくなってしまう暗示。
「海」なので干拓されかねない状況で、
反発というよりは逃げだしたくなっただけ。
これは、この道の専門家の和田としては、
恥すべき経験であり、長女本人の経歴にも傷がつく。
しかし、これだけ偏りもあり、最大級に活かせば、
世のため人のために役立つ子供が誕生することは、
相当に面白い結婚をしたはずで、
初旬「5歳鉄午」と2旬「15歳宝未」で足りない金性は補填されたし、
その後は流れに乗れさえすれば、和田とは次元の異なる
「25歳海申/35歳雨酉/45歳木戌/55歳草亥」の40年間に及ぶ
10年運天冲殺も堪能できるはずなので、
これからでも遅くない、親を軽く越えれば良いのである。

さて、今や学校名さえ選ばねば、おおむね大学にまで入学できる時代。
肝心のドラマは、生徒役の川口の月干支「山寅」が、
先生役の小泉の年干支「山午」を大半会するため、
先生のためにも頑張る図式ができているが、
さすが「海」の川口に、「雨」の小泉の陰陽関係は、
さして推奨できない、妹兄関係でそこまで映えない。
年支「亥」VS日支「申」の害持ちで、
原作に近ければ、母親も彼女も不良設定で、
より現実味がもてたのに、ヘンに行儀良くなりすぎて・・・。