個別塾は講師の9割近くもくしはほぼ100%が学生講師である。

教室長は前職が教育業界以外の人間でそのほとんどは営業職である。同一教室での勤続年数もたいていが1年未満から数年間だから、大手塾だからといっても出来立ての個人塾よりも教育や学習に関するノウハウは圧倒的に少ない。
資本や営業ノウハウのみ勝っている。そういう教室長との面談相談は百害あって一利なし。
直接担当講師またはその他の講師に相談するべき。各講師は営業トークはしないし生徒や教科学習に関することなら本音しか言わない。

教室長の任務は、「退塾させないこと」「入塾させること」「コマ数を増やさせること」「クレームが発生しないようにすること」。
生徒の成績を上げることや志望校に合格するだけの学力を付けさせることやより良い授業を行う環境を整えることなどは含まれていない。

優秀な講師の存在確率は多く見積もっても1割いるかどうか ほとんどの教室では0%
しかし、優秀な講師を必要としていない生徒は多いので経営は成り立っている。
成績の低い、勉強出来ない生徒はそもそも正しい判断が出来ないわけだから、講師変更が可能な塾に通っても無意味である。むしろダメ講師との相性がよいので逆効果となることが多い。
親が授業を受けてみて親が判断するしかない。しかし、そういう親は子供の意見を尊重しすぎている(だからこそ成績が悪い)ので、親の判断と子の判断が異なるときに子の判断を優先してしまう。
これが個別塾の存在理由のひとつである。