種村クンを見習って駅前のなんでも屋で買ったパンをもそもそとかじるも、ぞっとしない。
仕方がないので食堂を探して席についてはみたものの、世にもまずいラーメンが出てきた。
同行の編集者も、世にもしょっぱい顔をしている。
由々しき事態ではあるものの、どうすることもできない。
駅に戻って待合室で出会ったばあさまにかくかくしかじかと話すと、ばあさまは、
あの店のラーメンはまずいんですわとのたまう。丼ならまだなんとかなる由。

…と、もそもそ病が伝染る宮脇先生。