電車の新性能化が完成したのが85年3月?、
旧客が淘汰されたのが民営化直前の86年11月。(いずれも一部の特殊路線を除く)
国鉄のうちに何とか車両の近代化を完了させてJRにバトンタッチしたけど
冷房化はまだまだ途上。
中には80年代製造なのに「地方での冷房化は時期尚早」との理由で非冷房でデビューした車両もあった。

冷房化が劇的に進んだのが88〜92年ごろ。
従来の集中型クーラーに拘らない、低コスト型やバス用も含め様々な形の冷房が搭載され
90年代前半には暖地では電車気動車とも冷房車が当たり前になった。

とはいっても、中小私鉄や都会でも地下鉄はまだ非冷房が当たり前だったし
90年代いっぱいはJRでも運が悪ければ非冷房車に当たることもあった。