>>821
深名線の運行最終日、3分40秒頃から朱鞠内駅ホームで最終臨時列車を
(毎日運転されていた幌加内行回送列車を臨時列車に仕立てた)
見送る禿頭のおじさんが駅前商店(大西食料品店)の大西博春さん
朱鞠内で買い物をした際に会ったり、話をした事のある人も多いだろう。

https://www.youtube.com/watch?v=4qfBqlsJd-w

朱鞠内駅に降り立ち、駅前左手にあったのが幌加内農協朱鞠内事業所とスタンドで
食料品等も販売していたが後に閉鎖、個人商店となったものの、こちらも閉店している。
そして、この農協事業所は度重なる火災に見舞われた事で地元では少し有名。
1964年5月16日に発生した朱鞠内大火に加え、近所の子供の火遊びでも消失している。
※その後再建されたこの建物は平成初期に曳家して位置も若干動いている。

農協の向かいが大西さん。室蘭に生まれ、戦後朱鞠内へと来たとの事だったが、
蕗の台へ室蘭からの日鋼開拓団が入植した経緯もあるし、そちらとも何らかの関係が
あったのかも知れないが(詳しくは聞かなかった)、朱鞠内の生き字引の様な方だった。
尚、深名線末期に朱鞠内から名寄へと列車通学していた高校生は大西さんの孫である。