旧民主党が何もできなかったと言われてるが、2009〜2012年の状況は今と違うということをお忘れなく
安倍政権に入ってからの時期は世界的な景気拡大の時期とほぼ重なってるし、その上、2013年9月に「2020年東京五輪開催決定」されて以降特需状態が続いてる
2014年は消費税ショックで一時的に不景気になったが、労働力人口の減少に伴う人手不足の「良い側面」というか失業率の低下が本格的に始まり無業者が減った時期と被ったこともあり2015年以降は景気拡大が再スタートした

それに対して2009年はというと2008年9月のリーマンショックの影響が色濃い時期で、その時期に民主党は政権を取った
国内も海外も同時多発的に恐慌状態なので内需も外需も壊滅状態でモノは売れず人も雇えず失業率は高かった
無業者が多いので消費も滞りそれが景気を更に冷え込ませる悪循環状態で泥沼からなかなか抜け出せずにいた
しかし民主党の子ども手当スタートなどの効果が出始めたのか子持ち世帯を中心に消費が回復し始めた
このまま回復するか・・・と思ったくらいの時期に2011年3月11日
とんでもないことになった
民主党が積み上げたものが東北の震災によって台無しになった
そしてその半年後野田が総理になり消費税増税路線をハッキリ打ち出したことにより消費も伸びなくなってきた

まあリーマン後の大恐慌時代と東北震災のダブルパンチを受けたのが民主党政権期なのだから、運が悪かった
あれは自民党でも無理だったろう
というか自民党がリーマン前に格差拡大をし、リーマン後も対応が悪かったから民主党に政権取られたんでしょうが
民主党は失敗したとはいえ、庶民に経済的な力を付けさせる(生活を底上げする)という観点は良かったと思うし、実際、あの不況下でもそれなりに社会の秩序が保たれてたのは「飢える人」がほとんど出なかったからだろう