国鉄解体の問題は、労働運動も衰退したことだな
87年の新会社発足で国労メンバーが拾われず清算送りになって90年に捨てられた
彼らはこうしてバブル期に失業したわけだが、バブル期にもかかわらず旧国労というのはスティグマになり転職先が見つからなかった者もいる(「あいつら赤旗を上げるぞ」との警戒から企業から採用されなかった)
あの流れは日本の労働者に対して大きな見せしめになったといえる
労働運動なんかしてると失業者になって路頭に迷うという恐怖感を植え付けたというかね
辛くても不満でも表立って声を上げない労働者ばかりになった
90年頃を境に労組がオワコンになったのはどう考えても国鉄民営化の影響でしょう
あれから時は経ち、19年の労働者は90年よりも厳しい条件で働かされてる
若者は夢を持てないどころか現実の生活を持つことも難しい(結婚や自立など)
やはり労組は必要だ
労組が無いと、労働者は経営者・株主・顧客の下敷きになってしまう