国鉄「累積赤字」問題の本質を繰り返し訴えていた学究は明大経済学部教授。
国労主流の社民は左右で意思統一できず、その明大教授の分析・見解を宣伝できなかった。
なぜなら情宣部を右派御用派に握られて為すがままの攻撃に晒され、さらに分裂されたことで力を発揮できなかった。
共産板云々はアホ!だってこのスレタイの否定じゃないか(w。

明大教授氏の経営分析のキモは、本来、国家の投資で整備すべき新幹線・5方面・ローカル線新設を、
銀行資本による高利の借金で賄ったことで、その高利の累積がそのまま国鉄累積赤字になっている事実。
鉄道の日常運営では常にトントンで、それは分割民営化以降も変わっていない。

高利借金赤字を国民につけ回しする仕掛けとして、国鉄労使無能論題キャンペーンが張られてドサクサで国労潰し、分割民営が強行された。
全体として収支トントンだから、JR7社の独立採算を懸想するトリック・スキームとして、黒字の本州会社には借金を背負わせて利子として巻き上げ、
3筒会社には基金を抱かせてその利子で補填する誤魔化しが分割民営化独立採算スキームだった。
 それが金利の極端な低下で、借金を負わした本州会社には負荷が軽すぎて、黒字隠しに、自前資金でリニア建設など大盤振る舞い、
基金で救済のはずの3筒会社は利子配当収入不足で火の車:北海道など倒産寸前!

利子の想定外の低下を埋めるトリックスキームの解決策が求められていて、実質は第2の鉄道国有化法制定が必要な事態になっている。
この事実は「共産板」などではなく、まさにこの板の話題である