おちつけ
カニ22は、MG専用のオニ22では荷物の積み替えが必要になるため、DGとMGをまとめてその分燃料を減らした車両として作られたもの
単純に一部荷物室のオロネニ22を作り、荷物室なしのオヤ22で下関(作られた当時は広島)以東・荷物室があってもほとんど使わないマニ20で下関以西のコンビで運転すればよかった
いわばオニ22のコンセプトを間違えて作った車両

また、架線電流の給電量も間違えて計算したため、架線を溶断寸前にしたケースも発生し、長時間停車する可能性がある番線の架線は太い架線へ張り替えられた
そうこうしている間に「全てDGによる供給のほうが架線停電しても編成には電力供給が続けられる」との事でカニ21へ集約されてしまった

カニ22も東京−博多間へ割り切れば、DG区間は1964年8月から下関以西になるため燃料は700リットルだけでよく、5t満載しても線路規格による制限は受けない(強化区間のみの走行)ことから大いに使えた