20系は当初機廻しの上回送だったことから、非貫通車両車掌室内に(推進回送用)ブレーキ接続弁はなかった
(のちに回送用機関車(EF57が多かった)が牽引することも増えた)
そのため、上野駅ではすべて高いホームの機廻しができる5/6/7/8/9で発着をしていた
しかし、20系特急列車が多くなったことから高いホームで賄うことができなくなり、
非貫通車両車掌室内に(推進回送用)ブレーキ接続弁が設置され、
尾灯掛け(のちに後部標識掛け)へバッテリー式の前灯を取り付けることで、
それ以外のホームでも「推進回送を行う事で」発着できるようにした

うろおぼえで恐縮だが、昭和45年前後と思う

尾灯掛けは第一次ロット図面にはなく、日車製は回送の都合上(これがよくわからん)取り付け許可をもらって納入
※日立製はその必要がないので、そのままで納入

その後、尾灯掛けがあったほうが良いとの事で、日立製にも取り付けられ、9月30日東京発下りあさかぜから一足早く営業運転される
なので第一次ロットの日立編成は試運転・PR写真撮影時と営業運転時はちょっと違うので注意