>>34
西日本が勝手に設置した優先てこは、信楽駅の信号が停止固着になった理由のひとつで
あり、事故そのものの理由とはちょっと違う(事故の間接原因のひとつでしかない)。
西日本が勝手に設置した優先てこと、信楽側が勝手に信号連動動作を変更したことの
相乗効果で、信楽駅の出発信号が停止固着になった。双方とも勝手な設置で検査や試運転
などしていないから、こういうことが起きることは解っていなかった。

問題は「信号機の停止固着」を「信号機故障」と判断し、信楽駅の信号連動室に信号関係の
作業員(=信号機メーカーからの派遣)が入って修理している(回路をいじっている)状態で
列車の発車を指示した信楽駅の対応だ。
その発車を指示した人は、事故列車に同乗して死んでしまった。
この時に作業員は列車が発車したのを知らされておらず、誤出発検知装置のリセット操作を
したと考えられているけど、件の作業員はこの辺りについては黙秘。

とにかく、西日本に責任はないとは言わないけど、信楽側の過失が大なのは明白な事故。