富士急5700形の5701‐5702と5705‐5706の2編成は元小田急の特急車2300形。
 格下げ改造の時に4両固定から運転台を増設して2連2本になった。他の5700形より少し幅が広くて特急車時代を思い起こさせる狭窓4つが扉間に並ぶスタイルが異彩を放っていた。
 富士急行では5200・5700の小田急譲渡車が主力になるまで正面には行先表示が無くサイドサボで対応していた。ただ「河口湖行」「大月行」と「行き」の文字まで書き込まれてたのが少し田舎っぽい。
 次の1000系からは「行」の文字は消えて幕も電動式に変わったけど。