角ボタンの自動券売機が主要駅に普及したころ590円以上(50キロ超)のきっぷは
まだ窓口で売っていたな。
たいていの駅は券箱1つに収まるくらいの量の硬券を売っていたけど、吉祥寺だけは
大型の券箱2つが窓をはさんで係員の左右にあったんで長距離券の種類が多いんんだと思っていた。
あるとき武蔵境から戸塚までの切符を買ったら地図式だったが、別の日に吉祥寺で買ったら
「吉祥寺←→大船 発売当日限り有効590円」という切符が出てきた。驚いて「国電区間590円の切符って何種類あるんですか?」
って聞いたら目で券箱を数えて「9種類、子供を入れると18種類」と。
一瞬にして硬券が多い理由がわかったが、なぜ地図式にしなかったのかはわからなかった。
あのとき聞けばよかった。

その切符は戸塚でもらおうとしたが「局からの指示で使用済みはあげられません」ともらえなかった。
帰りの戸塚から武蔵境の地図式はもらえたので、南局は特に厳しかったのかもしれない。