南海の簡易鋼体化車は製造工程の短縮のため
部品の再利用を極力進め、窓枠もその対象となったが
種車から捻出された時点で想定以上に劣化が激しく
再利用が躊躇われながらも、作業の進捗を優先して強行されたという。
新車への装着後、動作の不具合は当然であった。
まさに、急いては事をし損じる、安物買いの銭失い
の結末であった