私見では、>>108の説は、まずないことだと考えます。

そもそも、車両計画策定において、各車の検査回帰や車両状態のほか、さらに重要なデータとして、使用期間や走行距離の累計データは確認することが基本中の基本になっていたはずだからです。
クハ180-1〜3の走行距離が使用期間の割に走行距離が突出して伸びたということは、「とき」より走行距離が短めの「あさま」「あずさ」運用主体だった以上、考えにくいことです。
つまり、部内では3両が比較的新しい車両であったことは、一人や二人の勘違いがあったとしても、気づかないはずがないと思われます。

むしろ、長野以南太平洋側でしか使わない前提の車両ゆえ、昭和49(1974)年豪雪で多くの181系が上越線でダウンしたトラウマから、転用をためらったというのが本当のところだと考えています。
トラブルを起こした場合、他の車両なら非常時減車という手段もあり得ても、クハは編成両端に正常可動車が組み込まなければ、編成まるごとが走ること自体できなくなるので、よりシビアに考えられた可能性もあるかも知れません。
このあたり、真相が部外者にわかるはずもないと言ってしまえばそれまでですが…。

会計監査院はともかく、本社の担当部署(運転局車務課など)や直属の現場(各配置区所)がプロ集団であることに違いはありません。
ほかにもっと枝番が複雑怪奇な車両が多々ある中で、0番台だから単純に151系由来だと勘違いするというほど、お粗末な話はまずないはずです。