俺のお袋の実家が九州の鉄道のガードの近くにあった。
SLの側面のメカニカルな動きを見ているうちに鉄になったと思う。
ある日、ついにガードの下から列車の裏を見てみようと試みた。
列車が近づくと通行人が立ち止って「坊や危ない」と叫んだ。
???と思っている内にザーッと水を浴びてしまった。

今思えば臭くもないから洗面所の水だったと思うようにしている。
夏だったので井戸水で散々流したがもし実弾だったらと思うと怖い。
当時はガードの下は踏切と同じで列車がきたら渡らないものだと知った。