>>173
言いたいことはわからないではないにしても、「バカは自分なんじゃないのかね?」と返されても仕方ないほど検証不足。
気をつけた方がいいよ!

まず、ケアレスミスとは思うが、1cmもの分厚い鉄板なら、さすがに0.7mmでは太刀打ちできないっしょ?

それと、戦前は台枠のみ強度を確保すればよいとされていただなんて、誤解と偏見に満ちたなんかの解説文の受け売りみたいで、まるで戦前型車両を見てもいない者の妄想かなんかに読めてしまう。
実際に戦前型旧国(特にクロスシートのクモハ42・43・53・14等がわかりやすい)と戦後型(同様にして80系ならわかりやすい)とによく乗り、夏場などに窓を開けて利用した方なら、壁全体の厚みに、戦前型の骨組みの太さや「しっかり感」を感じた方は多いと思う。
全般的には、80系の方が乗り心地が格段によかったから、利用した印象だけなら80系の方が圧倒的によくなりがちだったが、車体の剛性感では戦前型の方が明らかに上だった。

半鋼製車両の老朽化についていえば、木造部分の腐蝕による経年劣化は避けられないなか、内貼りの薄くなった戦後製(キハ10台形式なども同様)は傷みが深刻なものが多かった。

これは重要なことなのだが、車体そのものの老朽化は、全体ではなく、設計強度が元来弱くならざるを得ない部分や腐食が真っ先に始まりやすい部分から深刻化する。
特に、戸袋や便洗面所付近、さらに浸水対策が不充分だった国鉄時代までの下降式窓まわりなどがそれにあたる。
これらは、いくら多少は資材が改善されても、現実にメンテナンスにも設計にも穴が多かった当時のことだから、老朽化は進行せざるを得なかった。
秩父鉄道の1000系(旧国鉄101系)は、車体外板の歪み修正と補強を併施した体質改善車が選ばれてはいるものの、戸袋の多い構造のなかで、まさに奇跡的な長命なのである。