昭和30年代から昭和50年代前半までが、路線バスの全盛期でしたが
宮城交通塩釜営業所の路線数は、国道45号線経由仙台駅(これは仙台市営バスと
殆ど同じ経路=多賀城市鶴谷・丸山地区で市営バスは県道を走行していた)・
七ヶ浜循環線(花渕・割山線・菖蒲田線)と七ヶ浜循環仙台駅線(北仙台or大学病院)・
利府線(利府東町線・利府春日線)・利府経由吉岡線・岩切経由七北田仙台線・塩釜市内線
(一本松=塩釜埠頭線)・栄町経由清水沢団地・蒲生藤塚線など記憶にある路線はこれだけあるんです。
で、仙台市営バスは塩釜から七ヶ浜菖蒲田線(後に亦楽小学校まで延長運転)も走っていました。
仙台駅方面線は仙台市営バス・宮城交通の2系統の路線で1時間当たり7便か8便も走っていました。
まぁ、この頃は仙石線が単線運転で仙台方面への(からの)運転本数がすくなかったので、
バスの利便性が高い時代でしたが、仙石線が複線・スピードアップ・深夜まで運転など
バスに対抗した運転本数拡大などの施策により、路線バスは衰退化に歯止めがかからず
路線自体が廃止されるまでに国鉄・JRにボロ負けしてしまいました。