昭和49年某日曜日(当時札幌在住小学6年生)函館1泊2日旅行の帰途の話。
列車は函館本線の名物急行103レ。函館から2駅目の桔梗で機関車(築港のDD51)
故障のため立ち往生。そこへ後続の貨物(五稜郭のDD51が牽引)が来た。
桔梗の駅長が貨物に停車を指示、両列車の機関士間で何やら交渉開始。
車掌から“只今貨物列車と機関車を交換できないか交渉中です”との車内放送が
入ると、乗客の内何人かが交渉の場に割り込む。乗客どものパワーに貨物側が負け
交渉成立。機関車を付け替え55分遅れで103レは桔梗を出発。
まぁ同じDD51だから融通が利いたわけだが。
これが蒸機時代ならどうなっていただろうか(笑)。