そしてこの話題もおなじみだけど、蒸機時代を彩った南九州の機関区に見られた
「砲金製区名札」だけど、結局鹿児島工場管轄の機関区中心に見られたわけだね。
「蒸気機関車」誌57号の記事などによれば鹿児島「鹿」、吉松「吉」、宮崎「宮」、
人吉「人(独特の字体)」、南延岡「延」、志布志「志」、出水「出」が一般的で都城の
「都」は支区でも採用された希有な例、そして熊本の「熊」も存在した。
「熊」については復活した58654にも採用されたけれど、実際のものは字体も異なっていたし、
さらに熊本ならではのグリーンナンバーと同じ緑に塗られていたものがありました。
私が実際に見かけたのはD51の1両だけだったけど。

この他の宮地とか早くに廃止になった区とかもっとあったのだろうかが気になります。
これもまた蒸機全盛時代を物語るひとつの楽しいエポックでした。