国鉄湧網線かぁ〜、懐かしいなぁ!
1976年から1980年くらいまではよく乗ったし、最初は乗り潰しの走破で乗って暫くすると
乗り潰しとは別にゆっくり乗って降りたい駅で下車して北海道の雄大な景色を眺めているだけで
満足していたあのころ。下り急行大雪5号が網走駅へ7:52に到着すると8:30発の湧網線に
乗って中湧別〜興部〜雄武〜北見枝幸〜浜頓別を湧網線〜名寄本線〜興浜南線〜宗谷バス〜
興浜北線〜天北線と走破して稚内に19時半くらいに到着して急行利尻を宿代わりにしてた。

ひと通り走破すると特に予定も決めず、急行大雪5号が網走駅へ到着すると湧網線を乗り歩くか
釧網線を乗り歩くか気分次第で決めて動いていたけど1981年に就職すると大手企業でさえ、
完全週休二日制がまだなので長期の休みは取れず、週休二日制が施行された1988年では既に
目当てのローカル線も消えて旧型客車の定期普通列車も無くなり、更に道内特急の食堂車さえも
消えて暫し、ローカル線離れするようになった。

約2年前に還暦を迎えて定年退職するとシーズンオフの春(5月中旬〜下旬)か秋(10月)
に10日間ばかりの旅で往復フェリーに車を積んで道内の景勝地や観光地に温泉を巡りながら
昔よく乗った想い出のある廃止になったローカル線を尋ねるようになった。