定鉄バスが昭和47年に市営買取を獲得するまでに、市営譲渡したのは9路線バス34台79名の職員と言う資料が散漫だが書き残されている。
そのときに現在の東光ストア自衛隊前店とドエル真駒内の敷地にあった車庫がボーリング場転換されているらしい。
しかし、昭和51年にはボーリング場をスーパー業態に転換。
どれも正式広報ではなく研究家による資料と、自分の目視確認事項、及び札幌東急ストア時代の資料であるので正確ではないかも知れぬ。

9路線と言うのに注目したい。
12系統までは現存数の上であるのに、9系統では実は数が合わない。
8番系統は9+1以上に内包するので、鉄道時代からあった路線であると仮定しておく。
実際、モノクロ写真には8の文字のあるバスと鉄道が石山陸橋でランデブーしている写真がある。

1系統は伝え聞いたところで、真駒内〜平岸〜豊平〜苗穂駅の鉄道補完路線で、市営になって平成年間まで生きていたことは知られている。
ただ、これも伝え聞いたところであるし、実際定山渓鉄道真駒内は今の地下鉄真駒内の場所ではないし、要衝であったかは?だと思う。
ここ真駒内で1系統と12系統が乗換えをして、2系統で鉄道並行路線だったのかと言うと少し疑問は残る。
少し手前にバス車庫があるのだから、定山渓鉄道慈恵学園前(東光自衛隊前斜向の消防署が当時の駅だったようだ。)で、接続だったのかもしれない。