>>83
なぜ列車防護が出来なかったのか?

日暮里駅、夜9時過ぎで列車の本数が少なく、やっと来たと思ったら短い6両編成で超満員。
下り列車は遅れていつまでも発車できない。
やっと発車したと思ったら三河島で事故。
三河島〜南千住あたりは東京のドヤ街と言われるガラの悪いところ。
ドアコックを扱って勝手に車外に出た乗客たちは、怒り心頭で乗務員を取り囲み、問い詰める。
とても列車防護どころではない騒ぎとなった。
そこへ上り列車が突っ込んできたから堪らない・・・
三河島駅の信号係も状況がわからず、暴徒の集団に躊躇し、現場に近づく事は出来なかった。

事故後の裁判で各乗務員と三河島駅の信号係は禁固刑となった。
国鉄もその時の状況を認め、出所後も解雇にはならず、職場復帰した。