>>80
その本は、文庫本として刊行された当時(もうだいぶ昔ですが)、私も買って読みましたよ。
ちなみにこの本は、あくまで貨物列車に最初に衝突した下り電車の乗務員を中心にした内容で、
貨物列車の機関士の状況等の記述がやや足りないのではないかと不満に思った記憶がある。
(テーマが「ある運転手の受難」なので、下り電車の運転士中心の展開はやむを得ないんだけど・・・)
この本を読んで一番気になったのは、下り電車の運転士の列車防護云々の前に、
貨物列車の機関士・機関助士は脱線後、どういう状況にあり、どういう処置に出たかがよくわからなかったこと。
当然、貨物列車の機関士・機関助士にも列車防護の義務があったはずだが・・・・・・