>>38-41
こういう話題になると、同じ旅を歌っていながら曲調の正反対な2曲が存在する
「銀河鉄道999」を思い出してしまう。

TV版は、アップテンポではあるけど、持っている空気というのは
「いい日旅立ち」や、ここで上がった「遠くへ行きたい」「ニッセイのおばちゃん」
「新日本紀行」メインテーマなどに通じるものがあるんじゃないかと思う。
岸洋子の「希望」や、「遠くへ行きたい」の中で一時期流れた「ひと駅ごとに」
(森田公一とトップギャラン)もこの流れかな。
思えば、あの当時は短調の感動的な名曲って多かったよな、と。

それが数年後、映画版でゴダイゴの御陽気な曲に変わってしまうあたりが、
時代の変化だったのかな、と思ったりもする。
(ま、あの路線には批判や反省もあったのか、「さよなら」の方のラストでは
一種の揺り戻しが来るわけだけど。)

ちなみに、「新日本紀行」メインテーマは、冨田勲以外の人によって
「祭りの笛」という便宜タイトルが付けられてしまったが、実は冨田によると
祭りじゃなくて、SLが発車するシーンをイメージしたものらしい。
そう思うと、青木望作編曲のささき版「999」も、徐々に楽器が増えるイントロや、
細かく刻むリズムが、同じ「発車」をモチーフにしてるような気がする。

余談ばかりの長文でスマソ。
余談ついでに>>42  ルビーの指輪って、メジャー転調する場所あった?